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安心生活創造事業
安心生活創造事業とは?
安心生活創造事業とは、厚生労働省が選定する地域福祉推進市町村が実施するモデル事業のことです。 この事業では、「悲惨な孤立死や虐待などを1例も発生させない地域づくり」を目指しており、全国のモデル地区で様々な取り組みが実施されています。例えば、一人暮らしや夫婦のみで暮らす高齢者や障害をお持ちの方の世帯であっても、近隣の見守り活動等によって、住み慣れた地域で安心して暮らせるような仕組みづくりを推進します。
3つの原則
安心生活創造事業は3つの原則に基づいた取組みを行うことが必須条件です。 なお、各地域福祉推進市町村の人口規模や地域の特性は異なることから、3つの原則への取組みを前提としたうえで、具体的な事業内容は創意工夫し、自由に展開することができます。原則①
地域において、基盤支援(見守りや買い物支援)を必要とする方々を把握することと、その方々が普段の生活においてどのようなことに困っており、どのようなことを必要としているのかを把握すること。
原則②
原則(1)で把握した基盤支援を必要とする方々が、もれなくカバーされる地域の支援の体制をつくること。
原則③
原則(1)と(2)を支える、安定的な地域の自主財源確保に取り組むこと。
※基盤支援とは、家族などの支援が受けられない一人暮らし世帯等の見守りと生活必需品などの買い物支援を位置づけています。
平成24年度~平成25年度 江田島市がモデル地区指定を受けました
近年、全国的に「孤独死」「虐待」などが問題となっていますが、我が江田島市にも残念ながらそのような事例が増えてきており、このまま少子高齢化、過疎化が進行していけば将来的な不安は募るばかりです。そこで、地域住民がお互いを気にかけ合える地域づくりを進めるため、平成24年度に事業申請を行い、モデル地区の指定を受けることができました。
進捗状況と推進計画
昨年度(平成24年度)は、原則①に基づき、民生児童委員さんに協力をお願いして江田島市内の高齢者世帯、障害者世帯を対象としたアンケート調査を実施し、地域の中に支援が必要な方がどのくらいいるのかの把握に努めました。今年度は、そのアンケート結果を基に地域ごとで「話し合いのテーブル」をつくり、日々の困りごとにいち早く気付き、対応できるよう関係機関・団体と連携した「見守りネットワーク活動」を推進していきたいと考えております。