
住民参画型福祉サービス
RESIDENT-PARTICIPATION WELFARE SERVICES
しおかぜネット
活動をきっかけに地域の中で支え合い、困りごとを一緒に解決できるような繋がりが広がることを目指しています。

イメージキャラクター「ハマちゃん」
家の掃除や庭の草取りなど、誰かが手伝ってくれればできるのにと思ったことはありませんか?
「しおかぜネット」とは、そのような日常生活の「ちょっとした困りごと※」を抱えた方に一緒になってお手伝いしてくれる「しおかぜさん(登録ボランティアさん)」を紹介するという、助け合いネットワークです。
ちょっとしたお困りごとの例
※「ちょっとした困りごと」とは、専門的技術や知識を必要としない、活動時間がおおむね2時間以内に収まることとしています。
家の中の掃除、家の窓拭き、家具移動、少しの時間の見守り、庭の草取り、ゴミ捨て(ゴミの分別)、外出付き添いなど。
その他については、都度ご相談ください。
しおかぜさん

「えがおえたじま応援センター」にボランティア登録して、困っている人たちのお手伝いをしてくれくれる方々を「しおかぜさん」と呼んでいます。みなさん、自分たちの特技や空いた時間を活かして活動してくださっています。
「しおかぜさん」はオレンジのエプロンがユニフォーム。
現在の登録者数は77名(H23.1時点)
「しおかぜさん」はオレンジのエプロンがユニフォーム。
現在の登録者数は77名(H23.1時点)
繋がる広がる助け合いのネットワーク

しおかぜネットは平成18年8月からスタートし、今日まで継続して「江田島市」の“ちょっとした困りごと”にしおかぜさん(ボランティアさん)の“お手伝いできるよ!”をつなぎ続け、これまでにたくさんのお互いの助け合い活動の繋がりづくりを行ってきました。
- 平成18年度…290件
- 平成19年度…620件
- 平成20年度…753件
- 平成21年度…838件
- 平成22年度…830件
- 平成23年度…810件
- 平成24年度…708件
- 平成25年度…590件
- 平成26年度…573件
- 平成27年度…485件
- 平成28年度…551件
- 平成29年度…476件
- 平成30年度…663件
- 令和元年度…743件
- 令和2年度…963件


しおかぜネット2つの特徴
しおかぜネットには2つの大きな特徴があります。ここではその特徴について紹介します。
特徴1.有償のしくみ
何かお手伝いをしてもらったとき、お手伝いをしてもらった人は「ただ(無料)では申し訳ないので、何かお礼をしないと…」、お手伝いした人は「こんなにお礼してもらったら、次からお手伝いしにくいなぁ…」ということがよくあります。
こんなことが積み重なると、お互いの気兼ねから「助けて!」「任せて!」と言いにくくなってしまいますよね。そこで、しおかぜネットでは「有償のしくみ」を取り入れました。
※「しおかぜさん」への活動費は賃金ではなく活動にかかる負担を軽減することを目的としています。
利用者の負担 | 広島県社協と広島県共同募金会から支援金 | しおかぜさんの活動費 |
1時間 300円 | + 1時間 300円 | = 1時間 600円 |
特徴2.利用者さんと一緒に活動!

有償のしくみを取り入れると、お互いの気兼ねが少なくなって頼みやすくなるのですが、ともすると「300円払えば掃除してくれるみたいよ」と、有償の部分だけが評判になって、安価なサービスとして捉えられがちになってしまいます。
しかし、しおかぜネットはあくまでも「ボランティア活動」で、決して「安上がりな何でも屋」ではありません。そこで、活動する際には、「利用者さんと一緒に活動」ということを大切にしています。
一緒に活動することで、お互いが顔見知りになり、そこから新しい関係を築いてもらえたら…。そんな想いを込めて1つ1つの出会いを大切にしています。

自分のできる範囲で、お互いが助け合いながら支え合う。
これを「お互いさま活動」と言います。
これを「お互いさま活動」と言います。
しおかぜネットご利用の流れ
1.まず、「応援センター」へ連絡ください。職員がお宅に訪問するので困りごとの内容を聞かせてください。
後日、「しおかぜさん」が訪問します。


2.「一緒」に活動しましょう。利用料は後で職員が集金にうかがいます。


しおかぜ活動事例紹介
しおかぜネットパンフレット
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